ヘイズの追い打ち [日記]
インドネシアからの焼き畑の煙が原因のヘイズが止まらない。猛威をふるっているといってもいい。インドネシアにもっと近いシンガポールでは大気の汚染度を表す数値が400に達したそうだ。普通は50から悪くても100くらいらしいから、これはもう危険値を超えているといっていい。シンガポールに隣接するジョホールでは小学校が休校になったという。シンガポールでも恐らく子供は家に閉じこもって外に出るなと云われているに違いない。植物の煙による霞だから車の排ガスによる汚染や、工場からのダイオキシンなどの汚染よりは体に与える影響はまだましなのかも知れないが、今日などは煙の臭いがかなりきついので、ちょっと心配になる。2〜3ヶ月前から風邪でもないのにときどき咳が出るようになったのは、多分このヘイズのせいだろう。緑の多いこの熱帯の国にも思わぬ災難があるものだ。マレーシア政府がインドネシアにいくら抗議しても埒があかないらしい。そりゃインドネシアの農民にしてみれば、生活のかかった農作業の一環だし、風に乗ってよその国に飛んでいく煙などにかまっちゃいられない、というのが本音だろう。でもなぁ、子供達が学校へも行けなくなるというのは問題だろう。この写真にはまだ写っているツインタワーも、昼近くになるときっとおとといのように全く見えなくなるんだろうな。
2013-06-22 10:27
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