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Bali Impressionsーその3 [日記]

バリ空港から山の方に向かって車で4〜50分行くとウブドゥというアーティストの街がある。以前は山あいののどかな村だったものだが、最近ではツーリストで溢れかえる賑やかな観光地になってしまった。しかしそれでも空港近辺の猥雑な街に比べると、立ち並ぶショップもカフェもちょっと洒落ている。
この街にはクラフトのアーティストたちが多くいるはずなので、それを目当てに行ってみた。


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いま僕がマレーシアでやっているバティックはここインドネシアが本場だという人もいる。どちらが本場かはまぁいいとして、インドネシアのバティックは金属の版を使って細かな模様の繰り返しが特徴となっている。ここウブドゥで見た工房ではマレーシアでやっている手描きのバティックも見ることができた。もう1つウブドゥで見たかったのはアタと呼ばれる竹細工のバッグ類だ。人づてに聞いて行った工房では最初の工程から見ることはできなかったが、仕上げ工程を見ることができた。ゆっくりと何とものどかなスピードで磨いている。家具もいろいろな雑貨類もみんなこんなのんびりした仕事振りで出来上がってくるんだろう。


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ウブドゥへの道路端には絵のギャラリーや家具屋などに混じって石像の店がやたらと目につく。近くで石がとれるんだろうか?インドネシアはイスラムの国だが、ここバリは昔からヒンドゥーが支配的だ。バリ・ヒンドゥーと一般には呼ばれていて島人たちは皆敬虔なヒンドゥー教徒だ。そのヒンドゥーとこんな石像とがどうもよく結びつかない。というのは僕の住むマレーシアに多くいるインド人たちも例外なくヒンドゥー教の信者で、彼等の信じるヒンドゥーのお寺はちょっと笑ってしまうほどカラフルで陽気な人や動物の像で満艦飾に飾られているのに比して、こういった地味な色の仏像を見るとどうも同じヒンドゥーの世界とは思えないのである。


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泊まったホテルの敷地内にもちょっと変わった動物の像があった。ヒンドゥー教徒は牛を神の使いとして崇めるという。インドの田舎に行くと街の中を牛が堂々と歩いていたりして観光客たちを驚かせているらしい。ホテルのロビーにユーモラスな牛が寝そべっていた。もう1つ目を引いたのが庭のそこここに佇んでいるカエルの像で、これは何とゴミ箱で足下のペダルを踏むとカエルがあんぐりと口を開けてゴミを呑み込むのだ。ゴミ捨てが楽しくなるように仕掛けたんだろうか?
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