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春節の終わり [日記]

 中国の春節、即ち正月も今日で終わる。ここ1週間以上街のそこここで花火が上がっていた。中国人もマレー人もインド人もここマレーシアに暮らす人たちはみんな花火が好きなのだ。
 今日は我々のコンドミニアム内のレストランで恒例のライオン・ダンス(獅子舞い)があった。中国系のレストランのオーナーが毎年春節の終わり頃にたいそう張り切ってライオン・ダンスのチームを呼ぶ。
 このライオン・ダンスについて来るお囃子がとてつもなくうるさいのだ。太鼓と銅鑼(シンバル)で囃し立てるのだが、この銅鑼のうるさいこと。耳を聾するばかりの銅鑼がなり出すと殆どの人が耳を押さえて遠ざかる。だが、中国人たちは平気な顔をしている。そりゃ、待ちに待ったお正月の目出たい行事なんだから、少々うるさいぐらいの方が楽しいのだろう。しかし少々うるさいなんて程度のうるささとはわけが違うのである。僕なんか写真を撮っていてもその音にたじろいでじとーっと汗をかいてくる。銅鑼の音を半分ぐらいにしてくれないものか。

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日本の獅子舞によく似ているのだが、こちらのは日本のものよりずっとアクロバティックで、まるでサーカスのようだ。中国曲技団のイメージがある。この日はレストランのオーナーの大判振る舞いで、ビュッフェ形式の食事はただである。とにかく食うことが大好きなここマレーシアでは、食事がただということになると、大勢の人が集まる。ライオンの一挙種一等足に拍手喝采である。

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3メートルもあるかと思われる鉄棒のてっぺんでライオンが踊りまくる。日本の消防の出初め式のようだ。

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ライオンたちは演技の途中で各テーブルを回ってご祝儀をねだる。これも日本の獅子舞いと似て、開けた口にご祝儀のお金や縁起物のみかん等を差し入れる。その度にこっくりとうなづくライオンの動きがひょうきんで面白い。

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あんた達なんだよ、うるさいのは。もう少し音のボリュームを下げるとか何とかできない?
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